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ブログ 2016年3月 3ページ目

あんてぃーく


歴史ある建物が好きな私、当然 中身も好きです。いわゆる あんてぃーく。

子供の頃は、家で使ってる家具や食器が 古くて汚ないのが 何よりイヤでした。
あんてぃーく の良さが解るのは、やはり オトナになってから、ですね。
今では 歴史ある品々の 昔語りを聞くような思いで 骨董品と向き合っている時間が好きです。

写真は、近所の アンティークショップ、というより 骨董品屋さん?
こういうモノの値段って、本当に わかりません。が、私が買える値段のものは まず無いので、安心して?眺めることが出来ます。
なかなか 海外に出られないので、近所で パリなんかのマルシェの気分を味わえるのは 嬉しいです。
この マネキン、良い顔をしてますね。
じっくり 話を聞かせてくれそう。
でも、自分の部屋に居たら 怖いかも。(笑)





[猫]KOKO♪


只今 ダイエット中!


明後日、那須で タンゴのライブをやらせていただきます。
ライブや 踊りのパフォーマンスが続く時はともかく、少しでも間があくと ついつい食欲に負けてしまう 超食いしん坊な私…
人前に立たせていただく仕事なので、見た目は重要です。しかも、タンゴのドレスときたら、全く容赦ない!
ということで、今朝から ダイエット メニューです。ちょっと油断してたので、あと2日で 間に合うかどうか… (笑)

丼いっぱいの 明太子パスタ… に見えるのは、大根の千切りです。調味料も カロリーオフや オリーブオイルを使用。私の場合 油を控えるのではなく、適度に良質の油を使っています。お肌のために。しらたきパスタとか ダイエット食品も試しましたが、値段が高いし すぐに飽きてしまいます。大根や豆腐を主食にするのが 私には合ってるみたい。

これが朝食で、後は 夕方 軽いものを少しだけ。
あと2日!こんな感じで頑張ります!




[猫]KOKO♪


La cumparsita ラ クンパルシータ


時代と共に 人気曲は変わりますが「タンゴと言えば クンパルシータ」的な 不動の人気を保つこの曲。
クンパルシータとは カーニバルなどで 先頭を歩く 小さな行進のことです。

作曲者 ヘラルド ヘルナン マトス ロドリゲスは、大学生の時にカーニバルの行進曲として 最初の部分だけを作曲したようですが、紆余曲折を経て 今日演奏するような形になりました。
歌詞も 〜La cumparsa de misterias… 果てしなく 謎めいた行列が続き… というものと、この写真の 〜Si supieras…もし 君が知っていてくれたなら… とがありますが、後から付け足したメロディーで歌われる 後者が有名になり、この曲の副題にもなっています。

あまりにも有名な 定番曲なので、ほとんどのタンゴ演奏家が 録音しています。アルゼンチンタンゴと コンチネンタルタンゴの どちらでも愛されている曲ですね。(アルゼンチンタンゴと コンチネンタルタンゴについては 話が長くなるので またの機会に譲ります)

クンパルシータを聴かなければ 帰れない、的なお客様も多いみたいで、タンゴショー等で 最後に出演者全員が登場して クンパルシータで 群舞を踊る、というのが 定番みたいになってます。私も、地方公演などでは たいてい この曲を最後に聴いていただきます。

この曲を聴くと、きっとタンゴが踊りたくなりますよ!






[猫]KOKO♪


早春賦


早春賦 という 歌があります。
「春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず〜」

今日は、風は無いけど 雨です。
庭に目をやると、コデマリの木が すっかり芽吹いて 鮮やかな緑色が美しい!
早春賦の歌詞とは逆に、昨日は 鶯が鳴いてるのを聞きました。
やっぱり 春は来てますね。

しかし、猫は 正直です。
寒いものは 寒い!
当分のあいだ、電気アンカは 片付けられません。








[猫]KOKO♪


[猫]KOKO♪


きよみさん と はるみさん


すっかり春らしい陽気になりました。
まだ もう一回位は 寒くなるのかしら。

この季節の楽しみは、きよみさんに会うことです。
「清見タンゴール 」
まるでハーフの女の子みたいな名前ですが、ハーフには違いなく、温州みかん と オレンジ の交配によって生まれた 柑橘だそうです。甘くて みずみずしくて、大きさも手頃。写真を撮るので クシ切りにしてみたのですが、やっぱり 手で剥いた方が 美味しそう!

このきよみさんに 娘がいると聞いて、先日 お初にお目にかかりました。はるみさん と言って きよみさん と ポンカン氏が結ばれて 誕生したんですって。
私、母より娘の方が好みかも!
あまりに美味しくて、写真撮るの 忘れました。みずみずしさには欠けるけど
ポンカン譲りの サクッと甘い ちょっとドライな感じが、今どきの娘っぽくて ハマります。

お部屋中が 柑橘の良い香り!
しばらくは、きよみさん と はるみさん に 春を満喫させてもらいましょう!





[猫]KOKO♪


Desde el alma 心の底から


タンゴワルツ(Vals)の中でも 代表的な作品。哀愁のある 心を揺さぶるメロディーが 印象的ですが、作曲者は 14歳の少女 だというから驚きです。後に 結婚した夫 ペレス氏が歌詞をつけた、というロマンティックなお話がありますが、今日 歌われているのは オメロ マンシが 映画挿入歌として作詞した方の歌詞で、1947年に発表されました。

「 心よ、おまえは何故 それほどにも傷ついたのに 忘れることを拒むのか。
何故 失ったものに涙し、愛したものを求め、死んだ者を呼ぶことを選ぶのか」

大好きな歌なので、スペイン語で歌いたいと思い 挑戦したのですが、言葉数が多くて まるで早口言葉みたい!私の語学力では無理、と 断念しました。
また、昔 ビオラで演奏した テスト録音が残っていたので 聴いてみましたが、これまた 穴があったら入りたい… タンゴを弾き始めた頃の演奏は、楽譜を追ってるだけ、メリハリまで 計算されてる感じで 心が感じられないんです。
いくらメロディーが素敵でも、演奏が素敵でなくては 伝わりませんからね。
心の底から 心の底へ届くような 演奏、そしてアレンジを心掛けます。

YouTubeに いろいろな楽団の演奏がありますが、曲が素敵なので どれを聴いても素晴らしいと思います。
フランシスコ カナロ楽団、オズバルド プグリエーゼ楽団等の演奏が 私は好みです。ウーゴ デル カリル、スサーナ リナルディの歌もいいな!





[猫]KOKO♪


水温む 日本橋の麒麟


今日は暖かく、水温む という言葉がぴったりですね。

日本橋にある 麒麟像が好きで、近くに用があると 必ず見に来ます。
ネット検索によると「中国に昔から伝わる空想上の動物で、後に 外見のよく似たアフリカの動物を 同じくキリンと呼ぶようになった」とありますが、私は子供の頃に 別の話を聞かされて、そっちを信じてました。

昔々、ある人が たまたま 何処かでアフリカの動物 キリンを見たんですって。そして どんな動物かを 別の人に説明しました。
「身体が大きく 四つ足で歩く動物で、首が長く ウロコ模様がある。頭にはツノがあり、走ると 飛ぶように早い」
伝言ゲームのように、話が何人かの人を通過した後、それを絵に描いたら こうなりませんか?
日本橋まで来なくても、ビールを飲む時 見ることができる?あの 麒麟です。
この話、好きなんだけどな。

ここ日本橋の真下から 遊覧船が出ているそうなので、ぜひ一度 乗ってみたいのですが、なかなか 実現出来ません。
桜の頃に 隅田川から桜を眺める、なんて 素敵でしょうね!








[猫]KOKO♪


ヨナ抜き音階


写真は、原作も(多分)販売されている 童謡のCD です。かなり年季の入った私でさえ知らないような 古い童謡も含まれていますが、中にはご存知の曲もあるのではないかしら?
この中で 27曲中10曲、34曲中14曲が 音楽的に言って ヨナ抜き音階 というもので構成されています。
今回、長調のみを選び 私の耳で ちょっとでも「ヨナ」の聞き取れる物は省きましたので、実際は ヨナ抜き音階 と言ってもよい曲が 更に含まれています。
ヨナ抜き音階って?

音階は ドレミファソラシ の7つの音で構成されていますが、その 4番目と7番目を 抜いた ものが、ヨナ抜き音階(ペンタトニック スケール)です。
ドレミソラ この5つだけです。

明治初期、日本の童謡が生まれたばかりの頃は、外国の曲に 歌詞だけ 日本の詞を付けていました。「フィガロの結婚」に 〜頃は嘉永6年、浦賀に黒船来たりて とか 「アンニーローリー」に 〜書き流せる 筆の綾に 染めし紫 世々あせず とか。(明治生まれの祖母が よく歌ってました)
段々に 西洋音楽を勉強する人が増えて 日本人作曲の童謡が作られる時、もともと日本古来からあった 音階 に近い ヨナ抜き音階 が 親しみやすく 多様されたのだと思います。
この写真のリストの他にも「ぞうさん」「メダカの学校」「チューリップ」「ゆりかごの歌」「叱られて」 など 誰もが知ってる曲に ヨナ抜き音階で出来てるものは たくさんあります。
演歌は ほとんどが この音階で作られている、と書いてあるのを見たので、また 次の機会に 触れてみたいと思います。

ところで このヨナ抜き音階、ピアノの黒鍵だけで 弾けるんですよ。こうして見ると、かなりの楽曲が 黒鍵だけで演奏できますね。ピアノが身近にある方、ぜひ やってみてください!





[猫]KOKO♪


刺しゅう画


昨日、この作品を見ていただきたくて 投稿したところ、見事に全文 文字化け! パソコンの師匠にアドバイスをもらい 再投稿したのですが、今度は 送信元のメアドが載ってしまう という失態…
もう、ここまで来ると 笑えます。多分、削除は出来たと思いますので、改めて 仕切り直しさせていただきます。

写真は かなり以前の作品で、早春の野を描いた 刺しゅう画です。12×8センチの小品で、気に入って いつも身近に飾ってます。
適当な布を枠に張って、下絵も無しで 適当に刺して行くのが 私のやり方。凝り出すと 糸や布を染めたりもします。絵を描くのが苦手なので、何かを描きたくなると 刺しゅうやコラージュといった手法になります。
私の場合、音楽を表現するのと同じような感覚で制作してるのかも。
しかし、音楽でも 美術でも 文学でも そうですが、何かを表現するって 地道な作業の積み重ねですね。毎日の生活の中の ほんの小さなひらめきや、心の揺れを一つ一つ 紡いで行くような…
一針 一針 刺しゅうをしていると、そんなことを実感します。
もっとも、音楽などでは そんな綺麗事よりも 無機質な基礎練の積み重ねになってるかな?







[猫]KOKO♪


弥生


今日から 3月です。
忙しさにかまけて お雛様を出してなかったので、せめて3日間だけ。
写真は、ハンドメイド教室で毎年作る 綿棒の豆雛です。昔は マッチ棒で作ってましたが、マッチというものを あまり見かけなくなりましたね。

お雛様は(神事的な諸説もありますが) もとは女の子の お人形遊びでした。西洋のドールハウスと同様、家庭の雛形(ミニチュア)を作って 家事の真似事をして 将来 良いお嫁さんになって欲しい、という 教育的玩具ですね。雛道具には 食器はもとより 生活用品の全てが組み込まれています。時代によっては 豪華になり過ぎて「子供は触ったらダメ!」みたいな 本末転倒な 美術工芸品も作られましたが、所詮は おままごとセット です。小さな家具や 食器、食べ物などを 身近な物で工夫して手作りする楽しさは 病みつきになりますが、それって 子供時代に(バイオリン練習のため)遊んだ経験の無い 私だけ?

あ〜 また ドールハウスが作りたくなっちゃった!





[猫]KOKO♪


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