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赤い鳥 小鳥
道を歩いていたら、赤い実が たわわに実っていました。
ピラカンサ と千両 だと思います。
はるか昔、子供の頃に
♪赤い鳥 小鳥
なぜなぜ 赤い
赤い実を 食べた
という 何とも単純な、単純過ぎる歌詞の歌があったような気がして 調べてみました。
大正7年(1918年) 鈴木三重吉が 童話童謡雑誌「赤い鳥」を創刊し 子供達に 良質な童話、童謡を提供しようという「赤い鳥運動」が起こったのだそうです。子供向けの雑誌は 「金の船」(後に「金の星」) 「コドモノクニ」など 次々 創刊されたそうですが、いずれも大正期で終わったとか。
その作家、作曲家が すごくてびっくりです。芥川龍之介、菊池寛、北原白秋。作曲では 弘田龍太郎、成田為三など 超一流ばかり。大正時代は 児童教育に熱心だったんですね。
そして、この「赤い鳥 小鳥」も 北原白秋 作詞、成田為三 作曲 です。
成田為三 といえば 「浜辺の歌」が有名です。
それにしても、あまりにも歌詞が単純!
1番が 赤い鳥、2番は 白い鳥、3番は 青い鳥 です。
昔、子供心にも 赤い実を食べたって 鳥が赤くなるわけ無い、 赤い実はともかく 白い実は何の実だろう、 青い実はブルーベリーかしら、などと 思ってましたが、これは 芸術作品なんですね。いろいろ 突っ込んではいけません。
昔の童謡も 最近では聞く機会が無くなりました。名だたる作家、作曲家の作品ですから、忘れ去られてしまうのは 惜しい気もします。
それにしても、笑っちゃうくらい 単純!
[猫]KOKO♪
(KOKO SUTUDIO) 2016年11月24日 01:03
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