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フキを煮ました


野草料理の話が続きます。
フキを煮ました。

フキと言っても、トトロが傘にしているような 1メートル以上もあるフキではなく、露地に自生している20センチ程のフキです。春浅い頃、フキノトウを摘んだ場所は、ゴールデンウィーク近くになれば 辺り一面 フキが群生しているはずです。
昔、庭が広かった頃には ウチでも収穫出来たのですが、今は ほんの数本しか無くて とても食卓には乗せられず、この時期に那須に行っても、摘み草をする余裕が無く、ここ数年は 大好物を食べられずにいました。
それが、自然食品のお店に あったのです!お値段も お手頃だし、早速 2束 買いました。

さて、野草料理は アク抜きが 一仕事です。それに増して、フキは 皮むきに手間がかかります。先ず 長いまま茹でて 水にさらし、皮をむくのですが、一番太くても お箸より細いフキを 2束 皮むきするのに 30分はかかりました。それから 切って、茹でこぼすこと3回。
ようやく 出汁で煮ながら、こうして 一つの料理に 何時間もかけるのって、すごく久しぶりな気がしていました。
昔は、女性は皆 こうして手間ひまかけて調理しながら、食べてくれる人を思っていたのですね。
しかし 色気より食い気の私、今回も 食べたい一心で 調理していたことに気づき、笑ってしまいました。

出来上がりは、予想以上!
何年も作らなかったわりには、ちゃんと 手順も 味付けも 覚えてたみたいです。
ちょっとだけ 娘におすそ分けして、あとは 一人で全部 いただきました。
美味しかった!








[猫]KOKO♪


[猫]KOKO♪


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