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変わりゆく街 パート3
青山 こどもの城は、1985年に出来た 子供のための 総合施設でした。大小2つの劇場を持ち、子供の遊び場、アスレチック、プール、宿泊施設、子供の医療と発達相談など、子供のための あらゆるニーズに応える 充実した 施設で、それに加えて 徒歩5分もかからない所に 都立児童館もあったため、この界隈は 子育て中の親達には 無くてはならない「使える」場所でした。
昨年、老朽化を理由に 閉館されたのですが、本当に 惜しいことだと思います。
併設の 青山劇場(大ホール)では ミュージカルを中心に たくさんの エンターテイメントが上演され、小劇場の方も 演劇、音楽など 様々なジャンルのパフォーマンスが 繰り広げられました。どちらも とても良い劇場だったと思います。
老朽化と言いますが、50年を経た児童館はともかく こどもの城については こんな大きな建造物を 30年位で取り壊し 建て替える必要があるのでしょうか。とても 現代的な建物で、外観もモダンです。
まだまだ使える物を壊して 新しい物を造る 以外に、メンテナンスや 設備の改良とか そういった考えは 生まれないものでしょうか。
最近では 「もったいない」という言葉は 外国で流行っているみたいですが、日本では もう 忘れられているのかしら?
跡地については 幾つかの構想が 語られていますが、なんだか 釈然としない 思いが残ります。
ビルの正面には 岡本太郎作のモニュメント「 こどもの樹」が ありますが、これも どうなるんでしょうね。
たくさんのこどもたちを見守った こどもの城のシンボル。岡本太郎の作品は インパクトが強いだけに、行く末が気になります。
[猫]KOKO♪