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カササギ
韓国に行って来ました。
アルゼンチンタンゴのイベントで行ったのですが、私のお土産話は タンゴでも、焼肉でも、エステでもなく、鳥 です。
最終日、景福宮(キョンボックン) という、昔の王宮に連れて行ってもらいました。
本当に 広々とした 歴史的な建物が連なる場所で、建築物も 庭も 素晴らしいのですが、そこで見かけた鳥が 気になって仕方がない。
カラスより 一回り小さく、黒と白のツートンカラーが くっきりと塗り分けられていて、羽根を広げて滑空する時 羽根先の白が目立ちます。
東京では 見たこと無い!
気になって 気になって、帰宅すると 直ぐ 調べました。
カササギ でした。
カササギは 別名を カチガラス とも言い、韓国では 何処にでもいて、ソウル特別市をはじめ あちこちの市で 市鳥とされています。
コレが カササギかぁ!
日本では 佐賀県など ごく限られた地域にしか いないようです。
田畑を荒らす虫を食べる 益鳥だそうで、多分 東京のカラスのようには ゴミを散らかしたりしないのですね。
カササギと言えば、まず 思い浮かぶのは 七夕。天の川を渡る 牽牛と織女のために カササギがたくさん連なって 羽根を広げて 橋の代わりをした、というお話は、子供の頃 よく聞かされました。
また、クラシックに詳しい人ならご存知の ロッシーニの序曲「泥棒カササギ」
カササギも カラスと一緒で 光るモノなど見かけると コレクションするのかしら。
今、アタマの中では ロッシーニの冒頭の ドラムロールが 鳴り響いています。(知る人ぞ知る)
長年 名前だけで 姿を見たことの無かった カササギ、君は こんな所に居たのね!
姿は 鳩よりスマートで 柄もモダンで なかなかオシャレですが、残念なのは 声。
ギャーギャー騒ぐ というのがぴったりな、色気も何も無い…
お前には 言われたく無いわ、という カササギの呟き、聞こえた気がしました。(笑)
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