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懐かしの カラーブックス


最近、大型書店で 昔の本が売られているのを 目にするようになりました。
復刻版ではなく、昔 出版されたままの 懐かしい(事実 カビ臭い) 本です。
いわゆる古書店ではなく、大型書店で、というのが魅力です。

小学生の頃、毎月1冊買ってもらって 揃えていた 児童文庫を見つけた時は、その本が男の子向けだったのにもかかわらず、装丁が懐かし過ぎて 思わず買いそうになりました。

で、実際に買って 持ち帰ったのは こちらです。
カラーブックス!
文庫版ですが、ビニールのカバーがかかっていて、表紙の写真が目を引き、内容も多岐に渡り、本当に魅力的なシリーズでした。
大好きで かなり集めて、本棚の 大きなスペースを 占めていた気がします。

いつの間にか 殆どを手放してしまったのですが、今日行った本屋さんで、壁の1スペースを このシリーズが埋めていたのを見つけ、しばらくは 感動で動けませんでした。
どれもこれも懐かしくて みんな欲しくなりましたが、落ち着いて考えれば 今はもう 興味が失せてしまったものも多く、さんざん迷った末に この1冊を連れて帰りました。

数年前「植物図鑑」という小説が気に入り、映画化されたのも見て、そこに出てくる野草料理を作ってみたりもした 野草好きの私です。
野草は、食べられるかどうか の見分け方が ちょっと難しいので、解説の丁寧な本があると とても勉強になりますし、最近では 写真技術が発達して 図録は全部 写真になってしまいましたが、この時代の本には 美しい絵が ふんだんに載っています。

ちなみに この本は 昭和42年に 保育社から出版されたものです。
素晴らしいシリーズなので、今でも色あせないジャンルのものは、また 購入してもいいかな?なんて思ってます。
私にとっては あくまで実用、老境に入っての ノスタルジーではありませんので 念のため。





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