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しゃぼん玉


五月晴れのベランダで、しゃぼん玉をしました。

しゃぼん玉の美しさって 儚くて、ちょっと切なくて、胸がキュンとなりますね。
童謡 ♪しゃぼん玉 の歌の歌詞は、野口雨情が 幼くて亡くなった 自分の娘を思って書いた、という説があり、ますます 切なさを掻き立てられます。

しゃぼん玉 飛んだ
屋根まで 飛んだ
屋根まで 飛んで
壊れて 消えた

しゃぼん玉 消えた
飛ばずに 消えた
産まれてすぐに
壊れて 消えた

風、風、吹くな
しゃぼん玉 飛ばそ

作曲者は 中山晋平。
野口雨情と組んで、たくさんの童謡を発表しています。
以前、ヨナ抜き音階のお話をしたかと思いますが、中山晋平の作曲した 長調の曲のほとんどが ヨナ抜き音階で書かれており、「晋平ぶし」と呼ばれるそうです。
(ヨナ抜き音階とは ドレミファソラシドの4番目と7番目の音を使わずに作曲する音階のことです)

しゃぼん玉は、小さいのがたくさんでも美しいし、大きく膨らませる時の ワクワク感もステキだし、何といっても あの 虹色の輝きに魅せられます。
昔、しゃぼん玉を大きく膨らませるには 石鹸液に 松ヤニを入れると良い、と教わったことを思い出しました。
田舎では 松の木の幹から ベタベタしたヤニを取って来るのでしょうが、私、職業柄 松ヤニは常に手元にあります。バイオリンの弓の毛に 松ヤニは必需品なので。
早速、粉にして石鹸液に混ぜて やってみました。
石鹸液の濃さ とかにもよるのでしょうが、しゃぼん玉の表面がしっかりして 気持ち 大きく膨らんだ気がしました!

私、しゃぼん玉が大好きなので、時々 一人で楽しみます。
虹色が 樹々の緑に映えて、本当に綺麗ですよ。
でも、大のオトナが一人で って…

そこは一つ、アーティストってことで お許しください。







[猫]KOKO♪


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